ストーリー概要および物語の設定
ムガエカミを奉る五條河村。ド田舎であるため村唯一の高校には教師ひとり、学生ひとりしか在籍していません。
そんな環境で教師ユイナは、男子学生ホズミと一対一で楽しく学校生活を送っていました。
ところが春を迎えたとき、そこにオレ様系転校生のセイが現れ今までの穏やかな環境はひっかき回されてしまいます。
ユイナやホズミはそれにくじけることなく積極的にアプローチをすることで、セイも徐々に遂に心をひらいていきました。
しかし夏休みが始まる頃から、三人の日常は徐々に崩壊し始めます。
深夜の教室でホズミの前に傅くセイの姿。村のあちこちで発生する超常的な現象。閉鎖される村の出口――。
ユイナはそれら事象を次々と目の当たりにしていき、ゆっくりと精神が蝕まれていきます。
村の人たちに頼ろうとするものの取り合ってもらえず、病んでしまったユイナはホズミの元に身を寄せます。
ユイナを優しく受け入れるホズミ。
夏真っ盛りだというのに空は常にほの暗く、この地になにかが起こっているだろうことはユイナも理解するのでした。
果たしてユイナたちは、楽しかった日常を取り戻すことが出来るのでしょうか。