新米の死神少女ててとエリート天使みゅうの2人が共に寿命を迎える人間の魂を刈り取っていく。対象は過去に犯罪を犯した大悪党。
死神とは生前にかなりの悪いことをして死んだ者が、下界の人間の寿命リストを見て魂を刈り取り続ける仕事を課された者達のこと。
本来寿命を迎えた人間をあの世に送るのは天使の仕事なのだが、ストレスや陰謀渦巻く現代では死後に天使になれるような純粋な魂を持った者が少ないらしい。要は天使の人手不足を補うために用意された雑用集団である。
新米死神少女てては、寿命リストに載っている人間を探すために冥府から下界を覗いていた。すると天使の姿が写り、目をとめる。研修で話は聞いていたが、天使を見るのは初めてだった。どんな風に魂をあの世に送るのかワクワクして見ていたが、天使が取り出したのは死神の鎌。天使が鎌を振りかざした瞬間、ててが間に止めに入る。
天使があの世に送るのと死神の鎌で魂を刈るのでは訳が違う。魂がその場で消滅してしまう。
天使の名前はみゅう。ベテランのエリート天使で、鎌を振って消滅させようとした人間は連続殺人犯であった。
みゅうは殺人犯はこの場で処分すべきだと主張する。