『シバセン~ある歴史学者の事件推理帖~』(しばせん~あるれきしがくしゃのじけんすいりちょう~)

作者南 大村

青葉国際文化大学教授として教壇に立つ紫馬 詮(しばあきら)のもとを、紫馬のかつての教え子で宮城県警の刑事である青砥 鉄(あおと てつ)が、先輩刑事である星 求太郎(ほし きゅうたろう)とともに捜査のためにやってくる。

殺された特殊詐欺のリーダーの捜査の過程で、紫馬のゼミの学生である赤司 夏南(あ…

ストーリー概要および物語の設定


青葉国際文化大学教授として教壇に立つ紫馬 詮(しばあきら)のもとを、紫馬のかつての教え子で宮城県警の刑事である青砥 鉄(あおと てつ)が、先輩刑事である星 求太郎(ほし きゅうたろう)とともに捜査のためにやってくる。


殺された特殊詐欺のリーダーの捜査の過程で、紫馬のゼミの学生である赤司 夏南(あかしかな)が、特殊詐欺グループのメンバーの一人らしいと捜査線上にあがったのだという。


青砥と星とともに、赤司と同じ歴史学科の学生で友人の白瀬 兼輔(しらせ けんすけ)への赤司についての聞き込みに同席する紫馬であったが、その最中、赤司らしい女性の死体が発見されたという連絡がもたらされる。


教え子が犯罪に関わった事件の解決に携わったことをきっかけに、紫馬は抜群の記憶力と歴史研究で培った考察力を駆使して、元教え子の青砥とともにさまざまな事件に挑んでいく。