朝起きたら彼女が猫になっていた

作者ねこ

鏡味大輝(30)は真白ゆき(28)と付き合って7年、同棲して3年になる。
ある朝、いつものように起きると隣で寝ていたはずのゆきの姿はなく、代わりに猫が寝ていた。
家中を探し回る鏡味だが、彼女の姿は見当たらない。
手がかりを探そうと思い、彼女のバッグを開けると、そこには退職を労う色紙。

「ゆき、仕…