今井千鶴のひとりごと

客観視が得意な探偵・今井千鶴（いまいちづる）のもとには、日常に根付いたお悩み相談が数多く寄せられる。

様々な相談に丁寧に向き合う千鶴を見守るのは、今井探偵事務所の事務員である矢田部蓮（やたべれん）。

蓮は千鶴のことが大好きで、いつどんなときでも千鶴を愛でることを忘れない。

これは、客観視が得意な千鶴を自らの目で追い続ける蓮の観察日記である。

「事件」や「犯人」が出てこない、ゆるくまったりとした探偵物語の第一巻。