この作品は「イリスの恋は虹色」をコミック原作化したものです。
https://maho.jp/works/15592098914039450435
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▶ストーリー概要および物語の設定
宝石商で鑑定士として働くイリスは文章の読み書きが苦手。そのため故郷にいる祖母との文通の代読、代筆をルロワ代書屋の店主に依頼していた。しかしある日、店主の老婦人がしばらく留守することになり、店主の孫のエクトルという青年が代役となる。
老婦人との和やかな時間を大切にしていたイリスは代役のエクトルとのやり取りを不安に思う。しかし彼は非常に穏やかな人物だった。
読み書きが苦手なことにコンプレックスを持つイリスだが、エクトルはそれを見下したら笑ったりしない。むしろ宝石への審美眼や周囲のことによく気がつく性質を褒められ、イリスは劣等感が薄れる。次第に彼に惹かれるようになり、イリスは恋を実感した。エクトルがイリスに宝石鑑定を依頼したり、一緒に食事に行ったりして二人は交友を深める。
しかし店主の老婦人が用事を済ませて帰ってくることになり、エクトルは元の仕事に戻ることになった。彼と会えなくなることを非常に残念に思うイリス。せっかく恋をしたのにこのまま終わってしまって良いのか自問した結果、苦手である手紙で想いを伝えることにする。手紙を読んだエクトルはイリスの元へやって来て、自分の気持ちを伝える。
▶元小説の作品URL