時は平安。妙見神を信仰している平良文(たいらのよしふみ)の窮地を知り、天竺より坂東の地へ舞い降りた女神は自分以外の神の気配を感じ、良文とその甥である将門に興味を抱いた。 良文の妻、千代織(ちより)に嫉妬されたことからなりゆきで将門の女になった女神は、「宴(うたげ)」という名をつけてもらい、彼ら…もっと見る
スタルシャナ。それは国土を守護し敵を退け、福寿を増進する女神のこと。
表紙イラストは史生さまに描いていただきました。