「私の小説のネタになりそうな、多くの面白いお話をご存知である、と。由羅ちゃんにはそう聞いているんですけど。そういうものをお話していただける、ってことでよろしいんですよね?」 親戚の少女、西垣由羅と同居しているという奇妙な美青年・黒須澪。 作家である雅之は、ホラーの連作短編のネタに悩んだ結果、…もっと見る