思春期になり、幼馴染みのカスミと微妙な関係にあったユズルは、遂に告白を決意する。
ユズルが告白をしていたその時、突如としてたボールが飛んできてユズルの頭に当たる。意識を失ったユズルが目を覚ますと、そこは男しかいない世界だった。
彼女になるはずだったカスミも、セーラー服を着たゴツイ男に変わっ…
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《ストーリーの概要および物語の設定》
思春期になり、幼馴染みのカスミと微妙な関係にあったユズルは、遂に告白を決意する。
ユズルが告白をしていたその時、突如としてたボールが飛んできてユズルの頭に当たる。意識を失ったユズルが目を覚ますと、そこは男しかいない世界だった。
彼女になるはずだったカスミも、セーラー服を着たゴツイ男に変わってしまった。
はじめこそ男のカスミを拒絶したユズルだったが、中身は自分の好きだったカスミのままだと気付き、友情を深めていく。
しかし、カスミの求めている関係は友達ではなかった。
ある日、ユズルは自分は女のいる世界から来たことをカスミに打ち明け、今の自分は女のカスミが好きなのだと告げる。
それでもカスミは、苦しみながらもユズルを愛することをやめなかった。その姿に、ユズルの心も少しづつ変わっていった。
男しかいない世界では、友情と恋心の線引きが曖昧になり、ユズルを取り巻く人間関係も複雑になっていく。
そのなかでユズルは、同じ世界から来たナオトの助言を受けながら、男となってしまったカスミを恋人として愛せるようになっていくのだった。