「キャスリン公爵令嬢! 今日、この瞬間をもってお前との婚約を破棄する!」
そう宣言され、婚約者であったはずの王太子に突き飛ばされたキャスリン。
誰がどう見ても、悪女が皇子に振られただけのシーンだ。そして、シンデレラストーリーがごとく、皇子の恋人に収まるのはキャスリンから酷い嫌がらせを受けていた…
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悲惨な最期を迎えるはずの悪役令嬢は、憑依した若頭の暴走で、さらに斜め上の最後を迎えることになる??
日本の893屋さんの若頭がエセ広島弁をしゃべくり、悪役令嬢のバッドエンドを回避するため、文字通り奮闘する。
黙ってやられるはずもなく、義理を欠いた皇子と周囲の取り巻きどもに、仁義ってものを叩きこむため、盛大なる抗争をしかける。
義理と人情を秤にかけた時、悪役令嬢こと、893の若頭は義理を取る!
公爵家を巻き込み、家門に塗られた泥を注ぐため、真っ向からの戦争。
王室相手にも容赦せず、義理を欠いた皇子に鉄槌を。