高校生になった凜空は一人の男の子と出会う。ねぇ、君は幸せだったかな?私は幸せだったよ。あなたと会えて、私の人生は世界中の桜の花びらをいっぺんに空に撒いたように色づいたんだ。

そんな彼は夢中で夢を追いかけている。
あの日から、私の青春が始まった。
少しずつ距離を縮めていきながらも、思春期特有のもど…



その年、私は恋をした。



それは世界中の桜の花びらをいっぺんに空に撒いたような。



そんな淡いピンク色の青春だった。