16歳の小早川エリは生まれた時から一緒だった愛犬・シロを失くした精神的ショックで味覚障害を患っていた。
通院の帰り道、エリは同世代の青年と出会う。
「僕、シロです」
再会を喜ぶエリ。
「いっぱい思い出作ろう、最期に、さ。神様にお願いしたら元気な体をくれたんだ、1日だけ」
2人の1日限りの「恋人ごっ…