水彩妃(みさき)は恋人の悠紫(ゆうし)にもらった万華鏡をいつも覗き込んでいる。
水彩妃の二十歳の誕生日の数日前、一つ年下の慧佑(けいすけ)と出会い、水彩妃の運命が動き出す。