新矢(しんや)は「10月5日」という日付に対して恐怖症を持っていた。
「それ、前世の命日なんじゃない?」
恐怖症の原因を探るため、占い師ヴィンディクタ美寿姫(みずき)に相談し、前世の記憶を呼び起こす。
そこに映ったのは世にもおぞましい光景だった。