「単刀直入に言おう。
そのひと言で10年間尽くした夫に捨てられたロザリア
ずっとそばで支えてくれた専属執事アレスと
新天地へ旅立った
そこで待っていたのは——
「お嬢様は私の番です」
「ずっとずっと、ひと目見た時から狂おしいほど貴女が欲しかった」
「もし私と結婚してもいいと思えたら、返事はキスでお願いします」
戸惑うロザリアを激しく求めるアレスの溺愛だった
しかし、傷つきすぎたロザリアは愛がどんなものかわからない
とろけそうなほど甘く
焦げつきそうなほど熱く
アレスの惜しみない愛に満たされていく
不憫で真面目すぎる女性が深く愛され幸せを掴むお話