悪役がハッピーエンド? 笑わせないでよ。
混沌と和解し、災厄が過ぎ去り、早一週間が経とうとしていた。
災厄の影響は各地に残り、行方不明になってしまっている攻略キャラも数人……
そんな中、束の間の平穏を噛み締めながら、ひょんなことから海に出かけることになったエトワールと、親友のリュシオル。
海を満喫していたエトワール達だったが、ふと見慣れた紅蓮の髪男が打ち上げられている所を目撃してしまい……?
「アンタ、それで何も覚えていないわけ?」
「そういう君は、俺の事知ってるみたいだけど」
「質問を、質問で返さないでよ。やっぱり、アンタ記憶があるんじゃないの?」
一難去ってまた一難。
平穏を取り戻し、ハッピーエンドをむかえたと思っていたエトワールの影では、新たな不穏の陰謀が蠢いていた。
『乙女ゲームの世界に召喚された悪役聖女ですが、元彼は攻略したくないので全力で逃げたいと思います』の本編読破後に読むのをお勧めしています(本編はこちらから)
→https://maho.jp/works/15591934027812106546