婚約者の心の声を知りたいと流れ星に願ったら叶ってしまった

作者仲室 日月奈

辺境伯の娘レティシアの婚約者は「寡黙な貴公子」として有名なエリオル。

会話が続かないエリオルとの将来に一抹の不安を抱える中、流れ星に願い事をしたら、彼の心の声が自分にだけ聞こえるように。無表情の裏で、レティシアに純粋な好意を寄せる心の声の数々に驚く日々。

婚約者を見る目が変わった流星群の夜から…

三大公爵家の次男エリオル・グラージュは「寡黙の貴公子」として有名。婚約者となったレティシアの前でも無言・無表情が常だった。


けれど、流星群の夜から婚約者の声が聞こえるようになって以降——彼の心の声に心臓が揺さぶれっぱなし。だだ漏れの本音を聞かなかったふりをするのも大変です……!


表紙1