青春は、数学に染まる。 - Second -

作者海月いおり

【前作の続き】
新学期になり、2年生になった藤原真帆。親友の的場有紗と、少し厄介な神崎大輔まで同じクラスになった。不安な新学期が幕を開ける中、早川先生はずっと調子が悪そう…。というか、心の奥底で何かを抱え辛そうな様子。真帆が早川先生に対して出来ることは何か、それを模索するところから始まる2人の物語。

【前作の続き】




春になり、私は2年生になった。




数学補習同好会も再開し

新しい数学の先生も転任してきたのだけど…。



「藤原さんのこと、好きになってしまうなんて…」



…あれ、またこのパターン?







「だから僕は、不安だと言っているのです…」




嫉妬丸出しの早川先生。


そんなに言われても、私にはどうもできない……。






<主な登場人物>



▼藤原真帆・高校2年生


基本的にテストは90点以上。

大嫌いな数学が好きになりつつあるが、まだ赤点。

数学補習同好会の会長。



▼早川裕哉・数学教師30歳


眼鏡に七三分けで、生徒から全く人気が無い。

意外にも嫉妬深い。

数学補習同好会の顧問。



▼浅野遥希・数学教師27歳


新しく赴任してきた数学教師。

人懐っこい笑顔が印象的で、いつもパーカーを着ている。

初日から生徒に囲まれる。



▼神崎大輔・高校2年生


1年生の時から真帆に付きまとっている同級生。

軽音部に所属。

真帆のことが好き。







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2024/05/16 投稿