嘘はやがて、花を咲かせる。

作者海月いおり

生徒会役員になった渡里紗奈、高校2年生。生徒会として活動できることを楽しみにしていたのに、会長と副会長を始め、メンバー全員が生徒会を放棄する事態に。しかも、生徒会担当教師の長谷田先生まで渡里に冷たい。

誰もやらない仕事を試行錯誤しながら行う渡里と、何か言えない事情を抱えた様子の長谷田先生。

生…

「先生、嫌い」


「あぁ…俺も嫌い」





生徒会でなければ、関わることの無かった先生。






仕事を放棄している人たちと、1人で仕事をしている私。



どちらが悪いかなんて、明確なのに。






今日も先生は……無情に私を咎める。





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2024/5/18 投稿