先輩の心、私でも晴らせますか…?

作者海月いおり

高校2年生の内山美久は、忘れ物を取りに行くため教室棟に向かうと、3年の教室の前で1人佇んでいる先輩を見かけた。
その人は学校一の人気者の先輩、向井敦史。悲しそうな表情をしている向井は、雨が降った日の放課後はここにいると言う。
いつもとは違う表情が気になる美久は、雨が降る度に教室棟に向かい人気者の向…

偶然…見てしまったんだ。


学校で一番の人気者で、誰にでも優しくて

いつも笑っていて、格好良くて。



勉強も運動もできて、先生からの信頼も厚くて

生徒会長もしてる。



そんな、3年生。


向井先輩の


どこか退屈そうな…気だるそうな…悲しそうな…

そんな、何とも言えない表情を…。




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学校一人気者で完璧なイケメン

向井敦史・高校3年生

×

向井に興味も関心も無い真面目ちゃん

内山美久・高校2年生



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「……美久ちゃんは、他の子と違うね」


「…俺のこと、全く興味無いでしょ」


「美久ちゃん、俺…君のことが好きになっているかも」







先輩×後輩ピュアラブストーリー





2024/06/19 投稿