幾つかの
様々な音が重なり合って
一つの音を奏でる
世界はこうして
出来ているのだと
鍵盤を叩いた
千切れてしまいそうな
指と指の間で
黒と白の鍵盤が交わる
その無限とも言える組み合わせが
私のテーマになる
偉そうには言えないけれど
偉そう振って言いたくもなる
今は唯一私が主人公