「昨夜イヤだと言って出来なかった手錠と目隠しをしてもう1回しましょうかね」彼はそう言って悪魔の微笑みを浮かべる。「全然反省してないじゃないですかあああッ!」
狭い狭い籠の中
繰り返し
微笑みかけられ
飼いならされた
小鳥
けれどいつしか
開け放たれた
扉の向こうの空
よりも
伸ばされた
貴方の手に
小鳥は
飛んでゆくように
なるのでしょう
※『ご主人さまに囚われて』続編※
2009/9/14完結