偶然に出会ったひとは、忘れられない彼の弟でした。
「誰にも言わないから」
あの秘密は、ずっとアタシを縛りつづける。
「しず、大好き」
真っ直ぐで揺るがないキミの目は、
アタシを捕らえてはなさない。
「このまま一緒に消てもいい」
もう戻れない過去に、アタシはずっと後悔しつづける