作品コメント
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- 美織
交差する、事件
前よりミステリー要素が強く、しかし話の面白さは全く衰えていません。
現在の事件と過去の事件が交差していて、どちらも犯人と真相には衝撃を受けました。
確かに人が裁くので法律というのは万全ではないし、刑務所に入ったからといって改心出来るとは限らない。
けれど同情の余地のある犯人ばかりではないし、快楽殺人者だって中には居る。
安全面の事を考えると、やはり刑務所はあった方が良いと思います。
本当の償いとは一体なんなのかと、考えさせられました。
『許さなくても良い』という、美弥の言葉が好きです。
登場人物達の微妙な関係の動き、複雑な心の内を描くのがとても上手いと思います。
事件や恋愛でも先が読めなく、最後は“こう来たか!”と良い意味で期待を裏切られました。
魅力的な登場人物みんなに好感が持て、特に意外と侮れない浩太がお気に入りです。笑
ミステリーとしてでも、恋愛としてでも十分に楽しめる作品です! - 暁 愛羽
レビュー
複雑な話が入りながらもやっぱり彼らのキャラクターが凄く好きです。
大輔も好きなんですが洸太も侮れない(笑)
龍泉が先生だったのにも驚きました。展開の読めないところが面白い。結局、美弥を巡る大波乱になった訳ですが、こうなるとは思ってなかったので「そうくるか;」してやられたりです。恋愛の類いは好きではないのですが、彼らのキャラクターがそうさせるのか私はこの作品、彼らのことが大好きです。