作品コメント

始まりの、終わり
さらっと読めてしまう短編です。

短い中で、起承転結がしっかり組み立てられています。

最初は「あんまりじゃないか！」と思わず一組のカップルに、読者視点でも恨みつらみが募るのですが、その後やって来る新たな出会いに必要だった事なのだと思えば、ホンワカした気持ちになります。

これから、彼らが歩む道のりが気になります。

心菜 りず

2011年3月6日

この出会いは――…
主人公の遥は
付き合っていた彼の
浮気相手と知り、
その上酷い別れ方をされ
失恋します

その場面を
見知らぬ男性に見られ、
アパートでまた
【偶然】にも再会します


一つ一つの情景描写が
わかりやすく表現されているため、
すんなりと読むことが出来ました。
絢香さんの表現力、
私は素敵だなと思いました


クールにかわす遥と
単純な梓の掛け合いが
とても息があっていて
面白かったです

ある意味、
出会えたのは【必然】では
ないのかな？と
思いました

偶然か、必然か。
大切な人に裏切られる、という最悪のシチュエーションのあとに出会った梓くん。

優しくて、遥ちゃんの気持ち分かってくれて、少しマイペース過ぎる梓くんが大好きです(笑)

とっても暖かい気持ちになれるお話でした♪

きっと、必然
失恋して、傷付いて。

どうしようもない時に出会う彼。

きっと必然だったのだろうと思います。

きっと二人が出会った事は偶然じゃなくて。

幸せな未来が待っている。

沢山泣いた後、笑顔になれる。

そう信じさせてくれる作品です。

「偶然か、必然か。」
最初からこの文章に入り込めてとっても面白かったです！！

私にとってはオススメの１冊になりました

出会い方は人それぞれだし、どんな出会い方でも２人が想いあってれば良いんだなと思いました

これからも更新等がんばって下さい☆