偶然か、必然か。【完】

作者湊 絢香

こんな奴に恋するなんて120%ありえないと思っていた相手に恋をした。

気付いた頃は時既に遅し。

……気づいた頃にはもうあなたに夢中でした。




私は、少々問題のある人物に恋をしている。




…いや、少々じゃないかもしれない。





こんな奴に恋するなんて120%ありえないと思っていたのに、気付いた頃は時既に遅し。








きっかけは、自分でもうろ覚えのどこかの階段で衝撃的な光景を見たことから始まった。








しかし、こんなまさかの人物に出会うなんて―……。