作品コメント

リアル
上手く言い表せませんがリアルでした。
いじめを含む小説っていうのはよくありますけど、心情がとてもリアルで…辻褄が合ってるっていうか。
読んだことのないタイプで、すごく新鮮でした。
これから咲音達がどうなっていくのか、続きが気になります。

心の描写がリアル。
今まで読んだことのある暴力が関係する作品とはちょっと違って、すごく新鮮でした。
権力を持った男女に、女の子二人が立ち向かう、というのは、あまりないのですごくよかったです。

描写がとても上手で、読んでいても場面が浮かんできました。

続きが楽しみです。

リアル
いじめがテーマの物語は多いのですが、この小説には他とは違ったリアル感がありました。

それは、いじめとの部分だけにしぼっているのではなく、それに関係する人間関係がしっかり描かれているからだと思います。

いじめに連動されて構成されている人間関係をしっかり、それも文の書き方がタンタンとしているので、スラスラ読めるのも良かったですね。

心理描写が少ないというのはいじめをテーマにしている小説の中では希少だと思いますが、設定と複雑な人間関係をしっかり表現できているというのが、妙なリアル感を受けます。

そして、級長の誕生でさらに複雑化していく展開には目が離せません。

続きも期待しています。

本質
小学、中学、高校、大学、職場、年齢を問わず、人が集まれば必ずといっていい程、いじめは生まれました。

この小説に書かれてるのは、中学～高校くらいの年齢層に多いタイプだと思います。

自身の中学時代を思い返しながら読んでいて、主人公達の勇気に圧倒されました。

難しいテーマですが、力強く嫌みにならない書き方は凄いと思います。

更新頑張って下さい。

人間の本質をついている
「本当に正しいことを、正しいと言えるように」。
すごく心に重く残りました。
自分が正しいと思ったことを言える強さを持つって本当に難しい。
特にこの物語みたいに言えばターゲットになるような状況だと。
自分は言えるのだろうか、そんな疑問が残ります。
この先、咲音はどうしていくんだろうか、気になります。