作品コメント
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- 月森ゆら
さりげなく積極的
超短編。
たった3ページの中に、これだけの流れを織り込める事が凄いと思いました。
あとがきにて、外見の描写について語られていましたが、全く気になりません。
私はむしろラストのオチで「そんな事書いてあったかな?」と思って読み返したのですが、ありました☆
さりげない伏線。
凄く良かったです。
ラストも良かったです。
その後の彼の反応も見て見たかったですね(´∀`)
そしてそして
初の企画作品、お疲れさまでした。
社会人野球。
私は我が道を進んで良いと思います(=・ω・)/
こだわりってステキ☆ - みち
二つの気持ち
惹かれている彼の、変化に、何かできる事は?そんな風に考える彼女がかわいらしく、いじらしく感じます。
プロというフィールドではない社会人野球。
詳しくは知らない私ですが、プロでも社会人でも大人になってまでやめられないモノ。
プロは1日をそれに費やす。
社会人野球選手は…あくまでも会社人。
それだけを考える事は出来ずに、でも、それでもやりたい。
そんな彼の想いを彼女は汲んでいたのかな、と思います。
ポロリと口にしてしまった“恋のはじまり”あるいは“恋の終わり”に。
含みを持たせてくれるラストはさわやかに感じました。 - 流星
社会人野球・超短編
日本人は野球が大好きです。
しかし関心の多くは、プロ野球。
そして高校野球(甲子園)に向けられますね。
社会人野球も同じ野球のはずなのに、なかなか我々に情報が伝わってきません。
ですがこの作家さんは、社会人野球をライフワークのようによく取り上げています。
他作品を読んでいるうちに、こちらまで社会人野球が気になり始めていました。
同じ野球という競技、それに打ち込む選手の思いに変わりはありません。
そしてその選手達に、熱い視線を送る女性たちの存在も・・・。
前置きが長くなりましたが、今回の超短編、2ページに様々な要素が凝縮されていました。
所属先チームが廃部となり、馴染みのない街に移り住んできたエース。
彼が気になっていた主人公は、家庭の味(母親の料理だけど)を口実に、彼を自宅に招きます。
そして家族の前で、彼への想いをぽろっと・・・。
このような状況下で彼が断れるわけもなく(笑)、若干はめられたような気がしないでもないですが、この後の二人の未来は明るいような予感がする終わり方でした。
一貫してほのぼのした雰囲気が溢れています。 - 真紗美
驚きでした
あらっ!と、素直に驚く短編でした。
本編は3Pなのですが
淡々と進み
リアルに読者に状態を知らせ
うんうんと
読んでいたら
ラストで驚き発言
上質なショートショートを読んでる気がしました。
面白かったです。 - 弥生
感想に変えて
とある会社のとあるワンシーンみたいな感じで好きです。
実はかなり行動的な彼女(笑)
さぞかし彼はビックリだろう、と想像出来る作品。
そして、短編としてキチンと完結してらっしゃる作品かと思います。
あとがきを見て、ふっと思うのが、
「登場人物のルックスの描写がない作品」
とおっしゃいますが、短編、長編に関わらず、個人的にはそちらの方が好みです。
三人称なら完結に「説明」出来ますが、一人称でルックスなどを違和感なく「説明」するのは、ページ数(もしくは文章)が必要不可欠になりますから。
しかも、一人称で相手の容姿を事細かに描写するって……
「え? この主人公って、どれだけ容姿(相手の外見)にこだわってるの?」なんて思うかも。
自分の書きたいモノを書く……
作者さまの姿勢にも感銘を受けました。