美織
異世界へ
今回は、ずっと不思議な存在だった神護山に迫る話です。
あの事件から6年が経ち、また神護山で“神隠し”が起こった。
そして、新たな事件へと繋がります。
みんなの会話のやり取りは、思わずクスっと笑ってしまう程にテンポが良くて面白い。
どんどん謎が増え、もう何度ゾクっとさせられた事か。笑
まるで異世界にでも飛ばされたかの様な感覚で、のめり込んで読み進めていました。
ホラーの怖さもありますが、やはり真実へと近付いていく怖さの方が強い気がします。
ウサギ、少年、斎藤零児の忘れている記憶とは、身代わりは誰か、児島都は…?
梨人くん、彩花ちゃん、将人くんは果たしてどうなるのか。
私事ですが、相変わらず冴木さんが素敵です。笑
一体どんな真実が待っているのか、どんな結末になるのか、完結するまで引けません。
普通の恋愛ものに飽きた方、ミステリー好きな方、必読です!