共に生きようと、差し出された掌に誓った。
平安時代の姫と、元罪人の青年の物語。






壱千年


-センネンウカ-





「――命令だ。必ず生きて帰って来い」


「生きて……共に生きると、そう誓ったから」





生きのびて、共に同じ道を歩もう



これは命令なんかじゃない



また巡り来る

『いつか』のための



――“約束”だ







評価・感想

有り難うございます