神様の愛した娘 弐

作者白鵺

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 その国には八百万の神は 確かに存在していた。


 


多神教国家の権力を握る


貴族ともうひとつ


神の言葉を授かる


唯一の者 惟楽(かんながら)の者。


 


神に愛された娘は


奇跡をも起こし


そして神を疑う。


 


 



 


――私はどうして愛されているの