作品コメント
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- 久遠マリ
哀しみの向こうに
事件、故人、犯罪者、そして何かの為に駆ける人々。
狂気の犯罪の中に潜む哀しみに胸を打たれました。
今、身の回りで起こっている凶悪犯罪の犠牲者や遺族の想いとはどのようなものなのでしょうか。
そういった事象は遠いようで近く、また私もそのような目に遭うかもしれない。
その時に、果たして主人公のような勇気ある行動を取ることが出来るでしょうか?
その後に空虚が待ち構えているとしても、誰かの想いに真っ直ぐに応えることが出来るでしょうか。
刑事さんや中村先生の存在は最初の方に出しておいた方が良かったと思います。突然出てきて後に説明されるのは少々違和感が。
でも、色々なことを考えさせてくれる、深い作品です。 - ゆりちぇり
主人公の姿に感動!
まず、他の作家さんならもっとじらすような描写をあえて、淡々と表現しているように見え、新鮮な感じがしました。
主人公の成長物語として、悲しい話ではありますが、素敵なヒューマンストーリーだと思います。 - ゆんにゃん
色々なものを語りかける
生と死、犯罪、家族愛、そして自分が人にで出来ることは何か?色々なことを語りかけ、考えさせられました。
ホラーだけど怖いだけじゃない……なんだか映画を見てるような仕上がりの作品です! - ぽっちゃま
幽霊・・・
あんまり、怖い話とか読めないんですが
「音楽室の幽霊」は読めました。
悲しい話で、ちょっと涙目になりながら
読みました。
とてもいい話でした! - しょう
音楽室の幽霊
とても美しく悲しく
心に残る作品です
犯人をとても憎く思いました
恵さんのお兄さんを思う気持ちにも心打たれました
素晴らしい作品です
何よりも高志君の行動が素晴らしかった - haru
ありがとう
やっと読み終わりました。
帰れた家。
戻ってきた大事な物。
やっと終わった事件。
その後の『ありがとう』は心から言われる一言はとても染み入る気がしました。 - アキ
切なくて、
胸がぎゅーっと締め付けられました。
幽霊や殺人シーンの怖さも、展開の上手さも、素晴らしいです。
でも、何よりラストが好きです。恵ちゃんと両親のこと、そしてそんな風に他人の人生を壊しても反省の気配もない中村のことを思うとやる瀬ない気持ちになります。
それでも、高志くんは何かをした。それは確かに無駄ではなかったと、私は思います。
悲しいけれども読後感のよい、本当に素敵な作品でした。 - あつお
メッセージ
様々な感情の中で生まれた1つの結末。
主人公と同じ体験をした時、どう感じるのだろうか
と考えながら読みました。
作品としては、面白い内容、展開、まさかの結末で素晴らしいですが
僕はそれだけじゃない作品だと思います。
先程述べたように、高志と自分を重ねて読むことで
この作品のメッセージを何十倍にも膨らますことができると思います。
そして、それが作者様の願っていることなのではないかと思いました。
幽霊に出会う、それがこの物語の面白さじゃない。
竹内恵という人間に出会う、それが物語の面白さのような気がします。
本当に面白かったし、伝えたい想いを自分なりに解釈して感じられました♪ - ある意味特殊人間
いい
凄い、良かった
なんか感動しました
とても素晴らしかったです
これからも頑張って下さいw - 亀梨あやの
すごい!
私は怖い小説とか、
ホラー系は苦手なんで全く読めないんですが、
これは・・・
なんかすっげー面白い!
はまります~!!!
マジでおすすめ! - 香取幸助
個性的な悪役
面白かったです。
物語全体はよくまとまっている感じでしたが、悪役のキャラクターが出色ですね。
特に最後の「早く殺しちゃって・・・」の台詞、すごいです・・。
永遠に転生し続ける不死の悪役キャラ、なんてのをイメージしちゃいました。
これからも頑張ってください。 - 花散る里
ホラーの醍醐味
凄いです
音楽室と言う設定で怖いと恐怖を感じながら、読み始めたところ、ついつい読んでしまいました。
今の日本の末期的症状さえ感じられます。
幽霊さんの切なさも伝わり感動のうちに読み終わりました。 - まぐろ
切ない
すごい悪役がきましたね。あの悪役ぶり好きです。まさにキングオブ悪役って感じでした。
誰かはネタばれになっちゃうんで……
話はすごく切ない感じでよかったと思います - 猫野 またたび
小説家に相応しい
まず、凄い内容だったといえましょう。
題名からしてホラーと思いきや、主人公木村高志の成長が見れた哀しくも温かいお話でした。
まるでパラレルワールドのようにドキドキしてページを捲るのが楽しみでした。
左手を奪われた少女竹内恵は幽霊なのに共感のもてるキャストで作者のセンスが伺えます。
それにしても中村隆宏先生という存在感が言葉によってまるで浮き出てくるような文章で感心しました。
というかリアルで怖かったデス(汗)
ドラマにしても面白いと思いました。 - 彗琉
意外でした。
こんにちは。彗琉です。
最初はホラーとして読んでいたのですが、読み進めていくうちに主人公と一緒に犯人探しをしてしまいました(笑)
まさか、先生が犯人だったなんて!!
意外でした。
驚いてしまいました。
でも面白かったです。 - 碧井 雪乃
幽霊の悲しみと人間の狂気
ホラー小説と言うと、「怨み」「復讐」などの恐怖感が先立ちがちだが、この「音楽室の幽霊」では、この世に未練を残して死んでしまった少女の深い「悲しみ」が色濃く表現されている。
恐怖を感じるとしたら、それは生きた人間に潜む「狂気」。
昨今、人の痛みを何とも思わない凶悪な事件が多い中、生きた人間が持つ狂気程恐ろしいモノはないと感じさせる作品であったと思う。
出来ればじっくり2回は読んでもらいたい作品だ。 - ハンぞー
万人受けする小説
だと思いました。
読み始めたら止まらない。
普通に文庫本として読みたいのでお願いしますね。
ホラーとサスペンスが上手く混ざり合って、その構成力も抜群。
マジでヤバイって。 - RAIN
大切なコト
ホラーの視点から描かれるストーリーは、恐怖だけではなく犯罪の理不尽さや被害者や遺族の無念さを感じられる作品となっています。
毎日犯罪が犯罪を塗り潰す毎日だからこそ、一つ一つの事件と向き合う大切さと社会を構成する一人として何が出来るのか…そんな事を改めて学ぶ事が出来ました。
本当に、素敵な作品をありがとうございました。 - 赤いからす
様々な要素
ホラー、ミステリー、そして最後には色々なことを考えさせられる作品です。
幽霊の純粋な想い、人間に潜む凶器、謎解きも読む価値があります。
様々な要素が盛り込まれていて最後まで飽きることなく読めると思います。 - 双葉
凄い。
なにか、読み終えた時に残るものがありました。
最初は普通のホラーだと思って、少しビクビクしながら読んでしまいました。
この作品は、伝えたいことがはっきりしている。
今の日本は凄いことになってます。
もちろん悪い意味でです。
この作品を読んで、少しでも人が変わることを祈りたいです。
最後に高志が語っていた、『命を勝手に奪う奴はクソヤローだ』ということ。
凄く共感ができました。
乱文レビュー失礼しました。