伊東ミヤコ
胸がしめつけられる
悲しい恋の結末のあと、大学進学のため一人上京したユリ。
そこに待ち構えていた、懐かしい人との再会、そして大切な人との新しい出会いと別れ。時には、あまりの切なさに涙が止まらなくなることもありましたが、ユリにとって、意味のないことなど何ひとつなく、何があってもしっかりと受け止められるようになったユリの成長ぶりに、本当に感動させられました。
恋人との甘く切ない時間の描写が特に印象に残り、さらに物語が心動かされるものになりました。
全ての登場人物の気持ちがリアルに胸に迫ってくる、素敵な作品です!!