作品コメント
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- 柚歩
成長していく姿。
恋にがむしゃらに生きた高校生の時にくらべ、ユリはすごく成長出来た4年間だったな、としみじみと感じていました。
きっかけはヒロトだったかもしれないけど、知れば知るほど全然違う奏に惹かれたユリは、本当に幸せそうで、あんなに涙した辛い恋を越える恋が出来たことを、心から嬉しく思いました。
大きな愛に包まれて、ユリは幸せだと思います。
だけど好きだけじゃ上手くいかないこともある。
お互いがどんなに好きでいても、それだけじゃだめなんだと気付かせてくれたショーゴさんの存在、そしていつも二人を温かく見守り、手を差し延べてくれたアユミさんや太郎先輩の存在、二人を気遣ってくれていたサークルのメンバーの存在。
ユリにとって、大切な居場所があったからこそ前を向いて歩いていける。
そんな存在がいるユリは、ほんとに幸せだと思いました。
恋をしなければ気付けなかったこと、それに気付いてどんどん成長していく姿に、とても感動しています。
新しい未来を太郎先輩と歩むことを決めたユリが、幸せでありますように。
そしてどんどん頼もしくなった奏も、幸せであってほしいと思います。 - 最中
もっ……!太郎先輩の良い男っぷりが半端じゃない!!
構成がやばい程上手いです。上手いー!まずヒロトとのゆっくりとした甘い時間は最終的に誰と結ばれるかということに『初恋』と合わせて重要な要素をさりげなく示しているし、奏くんはあんまりに癒しキャラでまっすぐでお別れの理由もよく理解出来たし、惹かれたのも納得!可愛い!色気!大人な子供!素敵だよー!その別れた後の関係もあまりに素敵です。
太郎先輩は論外に良い男で、器用貧乏で素敵で素敵で、ずっと傍にいたからこその圧倒的な存在感。初期からいたということと、自覚は大学の時という点に鳥肌が立ちます。素晴らしすぎる全体の構成。最初4Pにうぎゃあ~!それぞれの恋の間の時間も絶妙です。
『良い悪いなんて人それぞれだと思うから、それよりも、何故この人は、これを造ったんだろうって想いを汲み取る方が、俺は大事だと思う』『例え引きずってても構わないから、俺のとこに来い』この台詞達は太郎先輩という人間を本当によく表している気がします。先輩の好きは、ただそこに存在しているものだった…。ああユリ!私はひとつ前の作品のレビューで貴女は私と書いた阿呆ですが私はあんなに愛されてもらえる程良い女な訳はないよ。へっ(笑) - やなぎみお
それぞれの想い
ユリちゃんを取り巻く、いろいろな形の恋する気持ちが、とても丁寧な言葉で表現されていました。
いろいろな恋を知って、少しずつ成長していくユリちゃんがとても素敵でした。
太郎先輩とのこれからが穏やかな時間である事を願います
素敵なお話でした - 藤林 來未花
いろんな恋の形
ヒロト、奏、太郎先輩。
ユリの中の恋愛を見て来て
『人は恋愛で成長させられるんだなぁ』
と実感させられたお話でした。
奏との恋愛もまた本当に純粋な想いで
お互いを想い合った恋愛。
奏の選択はカッコイいと思いました☆
そして…太郎先輩もまたユリを見守り続けていて優しい純粋な想いに心温まります☆ - きたみ まゆ
秋の切ない物語
無邪気で可愛い奏君
思い出の中のヒロト
優しくて完璧な太郎先輩。
みんなそれぞれ魅力的で
ページをめくる度に恋をしてしまいそうですw
冷たい秋の空気がぴったりの切ない物語です。
季節の移り変わりと共に変わっていく環境や気持ち…。
読んでて苦しくなりましたが、最後に救いがあってよかった! - SHI~NA
巡り合わせ
恋に傷付き夢を抱いて一人上京した主人公の成長を描いたお話。
入りたい大学に入って東京という街で素敵な仲間たちと出会い
そして新しい恋をする。
つい応援したくなるようなユリの性格は読んでいてとても楽しく
大学生ならではの葛藤やほろ苦い経験が丁寧に描かれていて
学生時代を思い出しながら温かい気持ちで読める一作です! - 椎
刹那と幸福
正直、凄くヒロトくんのキャラクターが好きだったせいか、このお話を読むのに大分躊躇してしまいました。ですが一ページ、めくったら止まらなかった。
一つ一つの言葉が切なくて、グサリと胸に突き刺さりました。
短い時間の中にある幸福なシーンがとても印象的。私は奏君とのあの別れの公園のシーンが好きです。
ですがやはり一番は太郎先輩が……此処は実際に読んでNAOさんの文から感情を受け取って欲しいです。 - みさき
リアル!
「どんなに想い合ってても離れなければ
いけない恋もある」
ラストで主人公が語るセリフがとてもリアルで
切ないけれど、主人公の成長が感じられたお話でした。
登場人物がとても魅力的で、前作に続き
引き込まれました☆
次回作も期待大です! - みふう
感動
奏くんとの恋愛は甘くて可愛らしくて。
ようやくユリも幸せになれたんだと思ったのに、予想外の別れ…。
二人の雰囲気が好きだった私としてはショックでした。
個人的に太郎先輩にあんまり注目してなかったんですが、
最後の展開にはシビれました。
『俺のところに来い』って私も言われたいです。笑
今後の二人のことも気になるので、
またしおり挟んで読み続けます。
更新頑張ってください。 - 伊東ミヤコ
胸がしめつけられる
悲しい恋の結末のあと、大学進学のため一人上京したユリ。
そこに待ち構えていた、懐かしい人との再会、そして大切な人との新しい出会いと別れ。時には、あまりの切なさに涙が止まらなくなることもありましたが、ユリにとって、意味のないことなど何ひとつなく、何があってもしっかりと受け止められるようになったユリの成長ぶりに、本当に感動させられました。
恋人との甘く切ない時間の描写が特に印象に残り、さらに物語が心動かされるものになりました。
全ての登場人物の気持ちがリアルに胸に迫ってくる、素敵な作品です!!