最中

もっ……!太郎先輩の良い男っぷりが半端じゃない!!
構成がやばい程上手いです。上手いー!まずヒロトとのゆっくりとした甘い時間は最終的に誰と結ばれるかということに『初恋』と合わせて重要な要素をさりげなく示しているし、奏くんはあんまりに癒しキャラでまっすぐでお別れの理由もよく理解出来たし、惹かれたのも納得!可愛い!色気!大人な子供!素敵だよー!その別れた後の関係もあまりに素敵です。

太郎先輩は論外に良い男で、器用貧乏で素敵で素敵で、ずっと傍にいたからこその圧倒的な存在感。初期からいたということと、自覚は大学の時という点に鳥肌が立ちます。素晴らしすぎる全体の構成。最初4Pにうぎゃあ~!それぞれの恋の間の時間も絶妙です。

『良い悪いなんて人それぞれだと思うから、それよりも、何故この人は、これを造ったんだろうって想いを汲み取る方が、俺は大事だと思う』『例え引きずってても構わないから、俺のとこに来い』この台詞達は太郎先輩という人間を本当によく表している気がします。先輩の好きは、ただそこに存在しているものだった…。ああユリ!私はひとつ前の作品のレビューで貴女は私と書いた阿呆ですが私はあんなに愛されてもらえる程良い女な訳はないよ。へっ(笑)