『何度でも言ってやる、今この瞬間が永遠になるのなら、薄っぺらいと軽んじていた全ての言葉が、とても尊く感じるんだ』
井上 大翔
池内 優理
再び通じ合い始まった二人の恋。
共に歩んで行くと誓い、交わった二つの道。
想いの深さや重さを伝える術をずっと探していた。
そして今も探し続けている。
それはどんな言葉を並べればいい?
どれほど強く抱き締めたらいい?
以心伝心が人間の身勝手な願望だとしたら、きっとどれも正しくて、きっとどれも正しくない。
膨らみ過ぎた気持ちは、時をかけて伝えていこう。
一生かけて奏でよう。
だから、どうか、飽きずに聴いて。
愛しい君へ、贈りたい。
迷って悩んで間違えて。
けれど巡り合えた運命。
二人の恋の最終章。