みふう

最高の作品
まず一番最初に、
こんなにも素晴らしい作品に出会えたことに、限りない喜びを感じます。

私はこの作品を読むのが2回目ですが、
読み返してみて、
最初読んだ時と印象が全く違うことに自分自身驚きました。

流れるように読んでいた時には気付かなかった、
ヒロト、そしてユリの気持ちの変化。
一言一言、噛み締めるように読んでみて初めてヒロトの愛情の深さ、不器用さを知り、涙が止りませんでした。
少年から青年へと、傷を負いながら成長していくヒロト。
親友の今田君、幼なじみのマドカ、大学で出会った蘭さんに支えられ、彼は立派な大人の男になる。
ただの恋愛小説なんかじゃない。
上質な純文学だと胸を張ってオススメしたい作品です。
是非シリーズを通して呼んで頂きたい。
絶対、読んで損のない作品です。