作品コメント
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- 柚歩
等身大のヒロト
読む手が止まらなくて、夢中になって読みました。
ユリ視点からでしか分からなかったヒロトの痛いぐらいに伝わる想いに、また泣きまくってしまいました。
どうしてこんなにも好きでいるのに、上手くいかないんだろう?
もっとヒロトが器用な人なら、きっと二人は別れていなかった。
だけど、不器用ですごく真面目だから、ヒロトなんですよね。
ユリが過呼吸で倒れたあの日、マドカとキスをしたヒロトを酷いと思ったけど、誰にでも弱い心があって縋りたくなることがある。
そう思うと仕方なかったのかな、とさえ思いました。
ヒロトは何でも自分で考えて決めてしまう。
だから太郎先輩とユリが同棲してるなんて勘違いをして勝手にユリを諦めた。
もっとぶつかっていたら、本当は違うと分かったのに…。
そう思ったけど、その時にはユリの中には奏がいて、太郎先輩もいて、ヒロトのことは過去として受け止められていたんだと思うと、少し切なく思いました。
いろんな経験をして大人になったヒロトとユリが、次は東京で再び逢うんだろうなと、胸がドキドキしています。
読むのが楽しみです。 - 最中
ヒロトという人間がいい
チュンチュンと鳥の声が鬱陶しい中、吸い込まれるように読みました。前のレビューで音楽みたいとぬかした私も、もう客観的にこのお話を読むことが出来ず、必死なヒロトに溺れるように…気づいたら徹夜です。
少しミステリアスだったヒロトがよく分かったこの彼サイド、3作目というタイミングが素敵。ふたりが分かり合えてなかったからこそ察せなかったヒロトの心、やっぱりもう少し考えて行動なさいと思ってしまっていた円ちゃんの心、それからあのときは分からなかった今田くんの心…。普通にヒロトの自覚の方が早くて笑いました。普通女の方が早いもんじゃないか?とユリがさらに愛しくなりました(笑)ヒロトお前ピュア過ぎるー!
私は捻くれた表現が好きなのですが。ほとんどそれがない綺麗で引っ掛からない文章。でも読み進めるにつれて本当にその平凡なまっすぐさがもたらす意味が胸に染みます。全く人物の邪魔をしない。そんな目線で見てからは文章が凄すぎることに今更ながら気づきました。優しくて。
出だし、太郎先輩狂の私は当然悶絶うっはー!前作の最後のページの素敵な文章と合わせて温かくなり、また苦しく、移入し過ぎて止まりません。 - SHI~NA
ヒロトという人間の全て
Seasonsシリーズの三作目。
ヒロトからの視点で描かれた作品。
このシリーズを読み進めてついうっかり「ヒロト」という人間を"分かったつもりでいた"自分に
今回の作品を読んで気付かされました。
ちょっとミステリアスな少年は
とても純情で
ちょっぴり不器用なだけで
まっすぐな男の子だったのだと
丁寧に綴られた心情に胸が締め付けられました。
読み進める度にこのシリーズが大好きになります。
ぜひFirst seasonから読んでみてください! - haruka
切ない。
めっちゃ切なくて
すごい感動しました。
ユリちゃんサイドのときには
分からなかったヒロトくんの
気持ちが知れました。
ほんとに胸がしめつけられるような気持ちでした。
素晴らしいです(;_;) - やなぎみお
胸に迫る想い
ヒロト君の一生懸命で不器用な恋が、丁寧に描かれていました
ユリちゃんを想い、悩み成長していく姿に胸が苦しくなりました。
不器用なりに相手を想い、自分に葛藤していく姿はせつない中にも希望が持てました。
ユリちゃん、ヒロト君、太郎先輩みんな幸せであるように
そう願ってやみません - 藤林 來未花
純粋な愛
ヒロト目線で描かれたお話は
ユリとのその恋愛は
純粋ゆえに2人ともすれ違ってしまっていた事にとても胸撃たれました。
せっかくのチャンスをお互いのこれからの事を想っての行動だったのに…
それに反して離れてしまう2人。
京都でのお話は
思わず涙がこぼれました。
最終章のヒロトの未来は、どうなっていくのか?
目が離せません!! - みふう
最高の作品
まず一番最初に、
こんなにも素晴らしい作品に出会えたことに、限りない喜びを感じます。
私はこの作品を読むのが2回目ですが、
読み返してみて、
最初読んだ時と印象が全く違うことに自分自身驚きました。
流れるように読んでいた時には気付かなかった、
ヒロト、そしてユリの気持ちの変化。
一言一言、噛み締めるように読んでみて初めてヒロトの愛情の深さ、不器用さを知り、涙が止りませんでした。
少年から青年へと、傷を負いながら成長していくヒロト。
親友の今田君、幼なじみのマドカ、大学で出会った蘭さんに支えられ、彼は立派な大人の男になる。
ただの恋愛小説なんかじゃない。
上質な純文学だと胸を張ってオススメしたい作品です。
是非シリーズを通して呼んで頂きたい。
絶対、読んで損のない作品です。 - きたみ まゆ
痛々しいほど純粋な彼
ヒロトのユリへの想いはこんなにも大きかったんだ…と、読んでいて胸が痛くなりました。
もし、その想いがもう少し軽いものだったら意外とうまくいってたのかもしれませんね。本当恋愛って難しい。
特に太郎先輩と『一緒のアパート』に住んでいると知った時に傷付く純粋で潔癖なヒロト。痛々しくて見てられなかったです。
このヒロトの本心をユリが知ったらどう思うんだろう。
私は太郎先輩ファンなので、できればユリとヒロトが再会してほしくない…!なんて思ってしまいます。 - 椎
最高。
最高、ただその一言。
余計な感想は簡単には述べたくないです。
ヒロトsideのシーンでは、嗚呼、このシーン懐かしい、好きだなと思って自然に涙が流れました。
是非最初から読んで下さい。絶対四冊読んだ事を後悔しません。
最終章にも期待してます。この作品を越えて下さい。 - みさき
気になります☆
ユリ視点の時は分からなかったヒロトの
心の葛藤とユリへの想いがこの作品から
感じ取ることが出来ました。
惹かれ合いながらも別れを選択することに
なった二人が、最終章でどんな再会を果たし
どんな選択をするのかすごく続きが気になります☆
そしていつも丁寧な描写、綺麗な文章に憧れて
います。
これからも更新頑張ってください(^O^) - 伊東ミヤコ
ヒロト、大好き!!
ユリ視点で読んでいたときは、納得のいかない行動も多かったヒロト。
でも、実はヒロトはいつでもユリを大切にしていて、ユリのことだけを考えていたのに、それが上手に表現できない不器用さ。
端正な顔立ちで、女の子にもひそかに注目されるヒロトだからこそ、誤解を大きくしていた気がしたのも、すごく皮肉で、切なかったです。
ユリとの出会いから、甘い日々、別れ、自暴自棄な行動…ヒロトと一緒にキュンとしたり、ドキドキしたり、胸がしめつけられたり。
これほどまで、男子に振り回されたことはないかもしれません(笑)。
次回作で、もっともっと成長してカッコよくなったヒロトと再会できるのを、楽しみにしてます!! - みふう
葛藤と成長
人付き合いが苦手なギター少年だったヒロト。
太陽みたいなユリを好きになり、付き合うことで変わっていく環境。
甘く切なく、そして苦しいほどのヒロトの恋心。
悲しい別れの場面では、
切なくて胸がいっぱいになりました。
蘭さんとの出会いを経て、
少し大人に成長したヒロト。
東京でユリと再会出来ることを、
密かに楽しみにしながら続編を読みたいと思います。