れのん
ただの恋愛物と思うなかれ!
恋愛物は
読まない・書かない・持ち込まない(?) を信条としている私ですが、うのさんの作品と言う事で拝読させて頂きました。
冒頭の暴力シーンは臨場感に溢れて恐ろしく、主人公に感状移入してしまった事を後悔する程。
アツトの登場によって次第に目が醒め、立ち直って行く主人公を応援せずにはいられません。
エイジに何らかの制裁を加えた訳でもないのに、読んでいてスッキリしたのは
彼が精神的に多大なダメージを受けたであろう事がはっきり伝わって来るからでしょう。
余談ですが
アツトの“おまじない”めちゃくちゃツボでした。
「愛と殴らない」
ただの恋愛物ではありません。
これは
一人の女性の再生の物語です。