樋口藍花
気付けば一気読みしていました
夢中で読みました。そして気付けば最後のページに辿り着いていました。
ぼんやりと霧をかぶったような世界に散りばめられた過去の断片や意味深な言葉が色味を帯びていくような、そんな物語でした。
少しずつ事実が明らかになっていくにつれて『そうだったのか』『じゃああれはどういう意味?』『そう繋がるの?!』というドラマチックな展開が惹きつけて最後まで離してくれませんでした。読み終えた時思わず『すごい』と呟きました。
登場人物が全員に魅力があって読んでいて気持ちがよかったです。素敵な作品をありがとうございました。