アニソン歌手に栄光はあるのか

作者宮腰恵

劇的な美少女、遥田富(はるかたとみ)十二歳、は将来、アニソンシンガーを目指してカラ館に毎日通って技術を磨いていた。そこで知り合った、石毛恵(いしげめぐみ)と親しくなって、彼女のアパートに通うようになった。石毛恵は北海道夕張市出身で上京して、今は何をやりたいのか、今はわからないが、将来、独立して商売をしたいと言うのであった。二人は必ず自分たちの夢を実現するべく誓い、もしどちらかが夢を掴んだらお互いに助け合うことを何処にいるかは知らない神に誓願をたてる。

二人は将来の夢に向かって日々を生きていくわけだが、毎日を劇的なものにするべく、自分の人生を有意義に送るように努力する。

遥田富は自宅にレッスン室を作ってもらい、動画を作ってYouTubeにアップする。その美少女ぶりは広まって、すぐに再生回数は百万を超える。順調な人生を歩み始めた田富は石毛恵を誘って、自分のマネジャーになるように願う。石毛恵は田富に夢を叶えるべく、その願いを了承する。これから二人はこの世に打って出てゆくことになるのだ。