作品コメント
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- 昂
宇宙人とは
監獄に放り込まれた『自分』
と、侵略者である『ヤツラ』。
一体『自分』とは誰なのか。
『ヤツラ』は何者なのか。
6ページという短い中で交わされる
彼らの口論で、もしや侵略者とは、
と疑問を持ち始める。
誰しもがどちらの立場にもなり
得ることに、最後の最後に気付いて
ゾッとした。
短いが、深く考えさせられる
作品である。 - めぐり飛空
6ページのSF
探偵小説がお得意の作者様のSFという事で、全く想像つきませんでしたがとても、興味深く拝読させていただきました。
6ページという短いお話にも関わらず一瞬にして、SFの世界へと引きずりこまれてしまいました。
侵略した側と侵略された側。
それぞれの言い分や、背景などよく練りこまれていると思います。
最初の栄養剤の……の文で、もしや?と思いましたが、最後はやはりというカンジでした。
映画の1シーンのようなお話。
この世界観で、長編も面白そうだなと個人的には思いました。 - オギクボ
未知からの侵略
星新一さんの小説を彷彿させる内容でした。
ヤツラは生きるために侵略した。しかし、意外にもいいヤツラだった。
ヤツラの正体は?
そして、主人公の正体?
6ページながら、作者様お得意の「トリック」に騙されました。
最初の伏線が非常に上手かったです。
スムーズに読みやすいのもこの小説の魅力だと思いました。 - 芙佳
想像力を掻き立てられる
『リクエストを受けたジャンル』に応えた企画小説。私も『SF』に一票を投じた者として、責任を持って(?)感想を述べさせて頂きます。
6頁のショートショートで『SF』というジャンルを描くのは、難しいのではないかと思っていたので、
本作品を拝読して「成る程な」と唸りました。
SFというものは、まず『設定』や『状況』が特殊ですから、それを説明しようとするとかなりの頁数を費やします。
『小説は、説明などしてはならない』と改めて実感。読者に想像の楽しみを与え、誘導した答えに満足させるショートショートだと思いました。
小難しく言わなければ
何なに?どーいうこと?何がどうなってるの?
あっそういうこと?あ、やっぱりそういうことかあ、なるほど~(ニンマリ)
って感想です。だって内容に触れるとネタバレしちゃうし;
楽しませて頂きました♪