華和さん。
謝らなくていいんですよ。なぜこんな話になるのかというと、それは酒に対する社会の認知の方が歪んでいるからなんです、そして華和さんはその歪んだ認知に知らず知らずのうちに洗脳されてしまっている被害者なんです。早いうちに気づけて良かったですね。そんな間違ったデタラメな常識に騙されちゃダメですからね。
今、国税庁が、減少しつつある税収をなんとか増やそうとして、若い人のお酒の需要喚起に向けた提案を受けるための、「サケビバ!」とかいうふざけた名前のコンテストを開催しているそうです。人をバカにするのも大概にしろと言いたくなります。名前からしてすでにもう、センスがまるで感じられないですよね。よくもこんなふざけた企画と名前が通ったよなと首を傾げたくなります。
「アヘン戦争」の事はもちろん知ってますよね。イギリスが清にお金儲けのために麻薬を押し売りしようとして始まった、西洋人のいわば「逆ギレ戦争」です。要するに、あれと同じ事を国税庁は同じ国の同じ民族である若者にやろうとしているんです。この事からしてすでにもう、彼らにとって大事なのは、日本の未来や若者たちよりも、目先の税収だけだというのは明白なんです。「酒は百害あって一利なし」です。政府だって本当はその事を知っているんです。なのに知らないフリをしてこういう事をしているんです。事実、お酒で人生を棒に振ったり、精神科に入院した人を僕は何人か知っていもいるんです。…何を隠そう、僕の母もそうでした。
何が本当に正しい事なのか、それを見極める判断力を、どうか少しでも若いうちから養ってくださいね。今、若い人たちがどんどん活字離れをしているようですが、それではその判断力が失われていく一方です。お互いこれからもたくさん勉強して、良い本を読んで自分磨きをしましょうね。