あなたの隣に立てるとき…。【完】

作者UMI

好きになってはいけないと思っていた。でも忘れる事ができなかった。

好きになってはいけない人だった。


それでも

あなただけしか見えなくて…。


ただ、あなたのそばにいたくて…。




「あぁ~もう!あのね、女の身体が濡れるのは自分を守る為でもあるの。それが本当の快楽だったのかなんて、かすみちゃんが本当に好きな男と寝てみない限り分からないのよ!」


一気に捲し立てたマスターを唖然と見つめる。


「あの…。」

「だから、修ちゃんと寝てみなさい。」

「いや…。」

「なんなら、私が教えてもいいわよ。」



今日もマスターの店に集まる男と女の話し…。


年上上司は既婚者???

不倫・甘々・溺愛・大人な恋