新選組との物語
例え150年が流れて、時代の波に飲まれようと、私は確かに貴方と生きた。
教科書にはおさまらなくとも、絶対に忘れないから。
「もしも俺が死んだら、あずは現代に帰る…?」
「死ぬだなんて、言わないで!」
どうしようもないくらい、愛おしい貴方をどうしても失いたくなかった。
この身に代えても、守りたいと願った。
「あずをここに呼んだ訳が分かったよ。」
完結 2012.07.18