お前をずっと探していた。
だけどお前は俺を忘れていた。

「……土方歳三?」

だったら何度だって思い出させてやる
――二度と消えねぇように。

新選組副長、土方歳三の心の底は。



ずっと、していた。


「きゃ、」

「…………………璃、桜?」


おめぇが俺を、れていたって構わねぇ。


「貴方……――――土方歳三?」

「ああ、そうだが」


だって、俺はおめぇに。

思いさせてやるよ。


「と、としぞ……」

「うるせぇ、だまって、俺に抱かれてろ」

「………っ」

「俺と一緒に、鬼になんだろ?」


覚悟しとけ、ばーか。


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新選組副長 土方歳三目線 Short Story


crank in▽2017/07/31

crank up△2017/08/05



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