毎年ひどい花粉症で悩んでいるオレに、路上で植物を売っていた男が声をかけてきた。この植物とオレの『相性』が良いのだと言って…。
植物が好きなオレは、成人してから花粉症になってしまった。
それでも自然への思いを捨てきれずにいたオレの前に、一人の男が声をかけてきた。
自分の売っている植物を買ってみないかと…。
自分の血を一滴、水にまぜて与えるだけで、花粉には悩むことはなくなるのかと…。