蝕むように王蝶を壊す狂猫こと万生。そんな万生に負けないよう絆を一層深くさせた王蝶に狂猫は────!?
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少女は言った。
「僕は今、何処に立っているんだろうねぇ。」
自傷的に笑って、
甘い声で、血濡れた猫のように。
少年は言った。
「光に背を向けて、闇に真っ直ぐと直進するんだ。」
中性的で綺麗な顔立ちに歪む笑顔は豹のように堂々と。
そしてあるものは綺麗事ともいえる正義を叫ぶ。
「俺たちは壊れねぇ。そしてもう誰も傷付けさせない。」
求めるのはただの刺激。
嫌いなものは愛と正義。
さぁ、狂おうか。
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猫×豹+時々暴走族①から読むことをお勧めします。
この作品は未成年の飲酒、喫煙を含む犯罪行為を勧めるものではありません。