幼い二人が始めた交換日記…それから巡り巡る時をこえ思いは繋がる
『なんでも、思ったことや感じたことをこのノートに書けばいいよ』
差し出された一冊の大学ノート。
どんなにくだらないことにも必ず丁寧に返してくれた。
あなたの律儀で少し大人びた文字。
「先生みたいだね。」
そう言って笑いあったあの懐かしいやり取りを
……もう一度、私としてくれませんか?