どんなものであれ可能性は可能性
ならば俺たちは検討しなければならない
世の理すらも超越した
俺たち自身の解を出すために
- 最終更新日
- 2011/06/19
- 作品公開日
- 2011/05/17
- ページ数
- 完結 33ページ
- 文字数
- 20,164文字
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作品スタンプ・シーン
- 2
作品コメント
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- sin
爽やかな後味です! 読み進めていくと段々と「あれ?」となってきます。 最後まで読んでようやくタイトルの意味を理解しました! こういう裏切り方はとても面白くて読後感も爽快でした。
- 東山圭文
おもしろい作品です。 推理小説ではタブーとされているのをあえててんこ盛り。 もちろんこのタブーを逆手に取って書かれているのです。 それでいて怒りとか、がっかりとかまったくない。むしろ爽快感すら感じます。 つまり小説にルールやタブーなんかない。面白ければ何でもあり(もちろん盗作を除きますが)。それを改めて教えてくれる作品でした。 面白いです。
- ムゲイ
ミステリーは死んだ ――ミステリーは死んだ。 零一さんが殺してしまった。 『超推理倶楽部』は―― 猟奇的屍体は出てこないし、 サイコキラーも出てこない。 流行りの、 デスゲームではないし、 叙述トリックでもない。 定番の、 クローズドサークルでもなければ、 アリバイ崩しでもなく、 暗号ものでもなく、 複雑怪奇な密室でもない。 むしろ逆に、 “密室を破壊してしまった”。 そればかりか、 幽霊、 超能力者、 宇宙人、 といった現実的でないものを招じた。 しかし、 読者は戦慄するだろう。 にもかかわらず、 “リアル”なのだから。 しかも、 “ロジック(論理)というマジック(魔術)”によって、 ミステリーは再生するのだから。 そう、 零一マジックによって、 ミステリーは甦る。